こんにちは!かずにゃんです!
今日は、世界三大生地産地のイタリア生地について書いていきたいと思います。
特徴
イタリア生地の特徴に関しては、ファッション性が高く柔らかい生地が多いです!
なので、スーツで着た時の軽さや着心地がとっても良いです!
その他の特徴としては、生地に「艶がある」「色柄が豊富」「発色が鮮やか」などの特徴があります。
これらの特徴にはイタリア人のスーツの文化が宿っています。
イタリアのスーツ文化
スーツの発祥自体はイギリスですが、ファッションの流行はイタリアが作っています。
イタリア人が流行に敏感なのは言わずとも有名ですが、これはいかに女性にアピールできるかを考えてる結果だと思います。(笑)
シルエットは体のラインに合わせて作られ、セクシーなスタイルになっており、
生地感は薄く、柔らかい、そして光沢や色感が豊かなものが多く、細部のディテールにこだわっています。
イタリアのスーツスタイルはファッションを楽しみ、自分をカッコ良く見せる陽気な文化となっています。
イタリアの代表的な生地メーカー
- ロロ・ピアーナ(Loro Piana)
1936年にイタリアのクアローナにて創業した高級生地ブランド。“最高の製品のみを保証する”というポリシーのもと、最高級の原料確保に力を注いでいます。
高級カシミアと高級ウールのトップメーカーです。歴史は古く、1924年にピエトロ・ロロ・ピアーナ(Pietro Loro Piana)がテキスタル会社を創立したのが始まりです。服地メーカーは服地のプロデュースのみを行うマーチャンドとプロデュースの域を超えて、自ら製造を行うミルと呼ばれる業態があり、ロロ・ピアーナはミルの域を超え、糸の原料である繊維の生産から紡績、織りあがった生地をシャツやスーツへと製品化する自社一貫体制のSPAというスタイルをとっています。
- エルネメジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)
1910年に創業、北イタリアでテキスタイルメーカーとしてスタート。デザインのポリシーは”最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める”。
スーツ以外でも、ジャケットからスポーツウェアまで、それぞれの製品は世界で高い評価を得ています。また、業界で初めて服地の耳にブランドネームを織り込んで品質を保障したのもゼニアとなります。
エルメスやアルマーニなどのハイブランドが生地を利用している為、世界的に有名になっています。
- カノニコ(VITALE BARMERIS CANONICO)
カノニコは1663年よりイタリアのビエラ地区で羊毛生産をはじめており、創業350年を超える圧倒的な歴史を誇る生地メーカーです。
生地の特徴は、イタリア生地らしい軽くなめらかな肌触りで光沢があり、発色の良さもあります。こちらのメーカーもバーバリーやアルマーニなどのハイブランドが生地利用をしている為、世界的に有名になっています。
上記2ブランドと比べると価格に関してもお手頃になっていますので、世界的に最も販売されていると言われています。
まとめ
イタリア生地は柄が豊富に揃っており、着心地の良いスーツに仕立てることが可能となっております。オーダースーツを仕立てる際は自分の好みの色柄を見つけやすくなると思います。また、既製品のスーツでも、着心地が良く質感の良いものを手に入れられると思います。
イタリア生地メーカーは多数あるのですが、上記のロロ・ピアーナとゼニアに関しては世界一の生地として君臨しているメーカーなので私自身もいつかはオーダーしてみたいと思っています。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。
次回は、イギリス生地について書いていきたいと思います。
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